音声通話機能付き格安SIMの最安は?おすすめスマホ回線25社を比較解説

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「格安SIMのおすすめは?」
「通話できる格安SIMでおすすめは?」
「通話機能付きの音声SIMで一番安いのは?」

おすすめのスマホ回線を探している人に、安い格安SIMを解説します。

格安SIMにしても大丈夫なのかな?

ドコモとahamoは何が違うの?

メリットだけじゃなくてデメリットも、わかりやすく教えてほしいです…

わかりやすく比較表にしているので、自分にあった格安SIMを見つけてください。

目次

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大手通信キャリアのプランと格安SIMサービスの徹底比較

大手通信キャリアの4社とサブブランド3つのプラン、そして音声通話機能付き格安SIMの18社、合計25のスマホプランを比較して解説します。

大手通信キャリアのメインブランドとサブブランド

サービス名月額料金通話料金データ容量通信回線
ドコモ
(5Gギガホプレミア)
7,315円30秒/22円無制限ドコモ
au
(使い放題MAX)
7,238円30秒/22円無制限au
ソフトバンク
(メリハリ無制限)
7,238円30秒/22円無制限ソフトバンク
ahamo2,970円1回5分/無料 20GBドコモ
povo0円~2,700円1回5分/550円0GB~20GBau
LINEMO990円~2,728円30秒/22円3GB~20GBソフトバンク
楽天モバイル0円かけ放題(アプリ)/ 無料
10分かけ放題 / 1,100円
1GB楽天
大手通信キャリアの料金プラン

2021年1月にドコモがahamoを発表して、4月に正式に提供開始になってから、スマホ業界は大きく変わりました。

大手通信キャリアのドコモ、au、ソフトバンクは従来のプランとは違う、オンライン専用プランのahamo、povo、LINEMOを提供しています。

音声通話機能付き格安SIMサービス18社

サービス名月額料金通話料金データ容量通話回線
OCNモバイルONE770円1回10分/935円
トップ3かけ放題/935円
かけ放題/1,430円
1GBドコモ
y.u mobile1,070円1回10分/858円5GBドコモ
日本通信SIM1,390円1ヶ月70分まで6GBドコモ
エキサイト
モバイル
495円1回3分/759円0GB(低速通信)ドコモ
au
HISモバイル290円1回10分/935円100MBドコモ
nuroモバイル792円1回10分/880円3GBドコモ
IIJmio858円3分(家族10分)/660円 
10分(家族30分)/913円
2GBドコモ
au
イオンモバイル1,023円1回5分/550円 
1回10分/935円
500MBドコモ
LIBMO1,078円1回10分/935円 
トップ3かけ放題/1,430円
1GBドコモ
J:COMモバイル1,078円1回5分/550円 
1ヶ月60分/1,650円
1GBドコモ
BIGLOBEモバイル1,078円1回3分(月60分まで)/660円 
1回10分(月90分まで)/913円
1GBドコモ
au
bモバイル1,089円1回5分/550円1GBドコモ
au
ソフトバンク
QTモバイル1,100円1回10分/935円 
かけ放題/2,750円
2GBドコモ
mineo1,298円1回10分/935円
1ヶ月30分/ 924円
1ヶ月60分/1,848円
1GBドコモ
au
ソフトバンク
DTI SIM1,320円1回10分/902円1GBドコモ
ロケットモバイル1,375円30秒/22円1GBドコモ
au
UQモバイル1,628円1回10分/770円
1ヶ月60分/550円
かけ放題/1,870円
3GBau
ワイモバイル2,178円1回10分/770円3GBソフトバンク
音声通話機能付き格安SIMの料金プラン

au系のUQモバイルと、ソフトバンク系のワイモバイルですが、これが格安SIMの一蘭にして良いものなのか、非常に迷いました。

格安SIMだけでもこんなに種類があると、単純な比較では語れない違いがあります。

今回は、「おすすめスマホ回線」「コスパでおすすめ」「通話かけ放題でおすすめ」という3つに分けて、それぞれ紹介します。

おすすめのスマホ回線

わかりやすく人気ナンバー1「ahamo」

ドコモのオンライン専用プランの「ahamo」は、料金プランがシンプルなので、おすすめです。

料金プランにこれといって特徴があるわけでもなく、シンプルでわかりやすく、それで圧倒的な認知度なので、ユーザー数も圧倒的にナンバー1です。

豆知識

2021年7月の各社決算で発表した契約数は、ahamoが180万回線、povoが90万回線、LINEMOが90万回線と、かなりの差があるようです。

2021年11月の推測になりますが、ahamoは200万回線を突破、povoはpovo2.0のスタートで100万回線を突破したようです。

5分以内の通話は無料で、毎月20GBも使えて、税込2970円(3000円以下)というのは、数年前からするととんでもない料金プランです。

これを日本最大の通信キャリアであるドコモが提供しているのですから、人気というのも納得です。

NTTドコモが提供している

ギガ活でギガがもらえる「povo」

auのオンライン専用プランのpovoは、2021年4月の提供開始してから、2021年10月に料金プランを大幅に変更しました。

その名も、povo2.0ということで、何が変わったかというと、基本料金が0円という画期的なプランです。

povoは、自分好みでカスタマイズできるようにし、不必要なオプションなどはつけないということで、本当に安いプランでいま話題になっています。

さらにギガ活という、データ容量が無料でもらえるプロモーションをしてます。

KDDIが提供している

コスパ的におすすめの音声通話機能付き格安SIM

月額料金と通話料金の安さなどのコストパフォーマンスで厳選したおすすめを紹介します。

楽天エリア内なら最強「楽天モバイル」

楽天モバイルは、楽天回線エリア内なら、通話は無制限、さらにデータ利用も無制限と最強クラスです。

スマホ2台もちとして、楽天モバイルを持つ人も増えています。

一度も楽天モバイルを契約したことがない人は、キャンペーン適用で、さらにおトクに契約できるるので、一度公式サイトをチェックすることをおすすめします。

楽天が提供している

ドコモ回線なら10分超過後も通話料が半額「nuroモバイル」

nuroモバイルは料金そのものは突出して安いわけではありません。

ただ注目は2021年10月4日から開始したドコモ回線の通話料金半額です。

10分間のかけ放題で時間を超過した場合、通常なら30秒につき22円かかりますが、

ドコモ回線なら自動的に30秒につき11円です。

専用アプリも必要ないため、10分を少しだけオーバーするような人は、nuroモバイルがおすすめです。

Sonetが提供している

U-NEXTを見るなら「y.u mobile」

y.u mobileは、U-NEXTに加入する人におすすめです。

10GB2,970円で、なんと動画視聴サービスのU-NEXTの月額料金が含まれています。

また、y.u mobileはギガを繰り越せるのも人気です。

さらに、スマホ修理費用保険が無料であるので、もし画面割れしてしまっても、y.u mobileめちゃめちゃ助かりますよ!

U-NEXTがセットでおトク

最安500円以下の通話オプション「エキサイトモバイル」

エキサイトモバイルは、最安プラン500円以下という月額料金が魅力です。

通話オプションは1回3分/759円で、月額料金と合わせても1,254円です。

とにかく安さを求めるなら、エキサイトモバイルはおすすめです。

500円以下で契約可能

通話オプション価格が安い「HISモバイル」

HISモバイルは、最安の290円のプランがあります。

5分かけ放題のオプションをつけても月額790円と安いです。

専用アプリ不要で、通話料もキャリアの半額である11円/30秒などの点も嬉しいです。

290円で契約可能

音声通話かけ放題でおすすめの格安SIM

完全かけ放題がある通話SIMを探しているなら、以下の4社がおすすめです。

月額1,430円でかけ放題「OCNモバイルONE」

OCNモバイルONEは、完全かけ放題の中で最も安いです。

月額770円と合わせても2,200円という格安料金で無制限に通話が使えます。

とにかくシンプルに安いかけ放題の通話SIMが良い、という方におすすめです。

さらに、同一月内に通話時間が長かった相手のうち上から3人との通話が無料になります。

国内通話限定ではあるものの、特定の相手と長時間通話することが多い方におすすめできるオプションです。

かけ放題でおすすめ

月額1,870円で国内通話制限なし「UQモバイル」

UQモバイルは、月額1,870円の国内通話かけ放題で通話が使えます。

かけ放題利用にあたって専用アプリのインストールは必要ありません。専用アプリの使い忘れでかけ放題になっていなかった、などのトラブルが起こらないので安心して利用できます。

通話制限なし

家族割込みだとかけ放題が格安「ワイモバイル」

ワイモバイルは、家族割込みだと、かけ放題がめちゃめちゃ安くなります。

1人で加入するのではなく、家族で加入する前提なら割引額が大きくおすすめです。

家族加入でおトク

大手通信キャリアと格安SIMの違い

ここで、大手通信キャリアと格安SIMの違いは、なんなのか?

疑問に思う方が多いと思いますので、あらためて簡単に解説しておきましょう。

違いは自社回線かそうでないか

メモ

大手通信キャリア(MNO):自社回線

格安SIM(MVNO):キャリアから一部を借りている

聞いたことがあるかもしれませんが、ドコモやauといった大手キャリアは、MNO(Mobile Network Operator)と言われます。直訳すると移動体通信事業者です。

それに対し、格安SIMを提供する会社は、NVNO(Mobile Virtual Network Operator)と言われます。直訳すると仮想移動体通信事業者です。

MNOとMVNOの違いは、Virtual(仮想)が名前につくかつかないかですが、大手通信キャリアと格安SIMの違いを簡単にいえば、自社回線なのか、そうでないかの違いです。

ただし明確な定義はありません。

MNOは、大手通信キャリアのメインブランドで、それ以外はMVNOともいわれていたことから、ahamoなどのサブブランドは実質的に格安SIMとほとんど同じと考えて良いと思います。

格安SIMが安いといわれる理由

格安SIMが安い理由を3つ解説します。

  • 通信基地局の設備代やメンテナンス代がかからない
  • オンライン専用なので人件費をカットできる
  • 無駄なオプションなどが無い

格安SIMは、自社で通信基地局などのネットワーク設備を所有しないので、設備代やメンテナンス代などがかからない分、利用料金を安くできています。

また、格安SIMは、基本的に申し込みは、オンラインのみに限定しています。店舗サポートをしないので、テナント家賃や人件費がかからない分、利用料金を安くできています。

さらんび、大手通信キャリアは、使わない機能もセットで契約させることが多かったのですが、格安SIMでは、必要なものだけを自分で選んで契約できるので、無駄な料金がかかりません。

これらの理由から、格安SIMは、大手通信キャリアに比べて、安くなっています。

ahamoの誕生によって格安SIM業界が大きく変わった

先程から、大手通信キャリアと格安SIMの違いについて解説していますが、ここで疑問に思う人も多いと思います。

ahamoって、ドコモが提供しているオンライン専用プランなんですよね?

これって、格安SIMになるの?

2021年のスマホ料金の大幅値下げによって誕生した、サブブランドのahamo、povo、LINEMOは、正直言って格安SIM業界がやってきたことを、大手通信キャリアがやっている状況です。

つまり格安SIMという分類で紹介する意味がなくなったといっても良いでしょう。

ahamoが、大手通信キャリアに分類されるか、格安SIMに分類されるか、明確なルールはありません。

ahamoはドコモが提供しているサービスなのでMNOと言えますが、povoはauの子会社(正しくはKDDIの子会社)であるKDDI Digtal Lifeが運営しているので、MVNOと言うのが正しいかもしれません。

そもそもau系のUQモバイルや、ソフトバンク系のワイモバイルも、格安SIMかと言われたら、店頭サポートがあるし微妙な立ち位置です。

ここで議論する必要はないのですが、わかっていることは格安SIMだけで比較するのではなく、スマホ回線として全部一緒に比較するのが正しい認識でしょう。

大手通信キャリアはダメで、格安SIMを契約すべきという時代は終わりました。

いまはサブブランド含め、自分でスマホ回線をカスタマイズする時代です。

格安SIMにおすすめのスマホ端末

格安SIMを利用するのに、おすすめのスマホ端末も紹介します。

端末価格は、それぞれの格安SIMによって多少違いますし、キャンペーンなどもうまく使えば、さらに安く入手できるでしょう。ですからここでは、スマホ端末の特徴をiPhoneとAndroidとOS別でそれぞれ特徴を解説します。

格安SIMの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

iPhoneで最強「iPhone SE(第2世代)」

iPhoneで格安SIM向けの端末を選ぶなら「iPhone SE(第2世代)」イチオシです。

理由は、片手でも操作しやすいサイズ感に加えて、CPUは「iPhone11」と同じものを搭載しており、アプリもサクサクに動作します。

なによりもホームボタンがあるので、圧倒的な支持を集めています。

そして、ヨドバシカメラ等でiPhone SEが格安で販売されているとの情報もあります。

他社からの乗り換えが条件のようですが、64GBが10円、128GB4,268円と、ほぼ投げ売り状態になっています。

iPhone SE(第二世代)は、全然現役で使える高機能なスマホ端末なので、格安SIMを検討している人に自信をもっておすすめします。

5G通信対応のiPhone「iPhone 12」

2020年秋に発売された「iPhone 12」はスマホ最速クラスのCPUを搭載したハイスペック端末です。

アプリ操作などの処理速度に優れるだけでなく、複数枚の写真を1枚にまとめるポートレート撮影の高速処理も注目されています。

そして、このiPhone12シリーズ(iPhone12、iPhone12Pro、iPhone12ProMAX、iPhone12mini)から、5G対応モデルになりました。

5G通信に対応したiPhoneを探しているなら、12シリーズ以降に発売されたものから選びましょう。

コスパが良いiPhone「iPhone11」

最新機種ではなく、コスパが良いiPhoneが欲しい人は、発売から既に2度の値下げが行われた「iPhone11」がおすすめです。

iPhone12、iPhone13が発売されたことで、2万円近く値下げされ、2021年11月時点では61,800円となっています。

iPhone SE(第2世代)だと画面サイズやカメラ性能、メモリの容量などで今ひとつ満足できない、という人におすすめです。

Androidでコスパ重視「OPPO Reno5 A」

Android端末で、カメラ重視なら「OPPO Reno5A」がおすすめです。

この端末は、5G通信に対応してます。

また低価格にもかかわらず、 高性能CPU「Snapdragon 765G」を搭載しており、ゲームも快適にプレイできるスペックです。

人気のRenoシリーズの最新モデルで、まさしくコスパ最強クラスの端末です。

Androidでバッテリー重視「AQUOS sense5G」

Android端末で、バッテリー重視なら「AQUOS sense5G」がおすすめです。

おサイフケータイや防水・防塵機能など、OPPO Reno5 Aにもある機能を網羅していることに加え、4,570mAhの大容量バッテリーを搭載しているのが最大の特徴です。

待機時間なら約1週間、ビデオ通話でも約6時間充電なしで使えるため、バッテリー持ちを重視したい方におすすめです。

格安SIMでよくある質問

最後に、通話SIMでよくある質問を紹介します。

格安SIMは、スマホではなく、ガラケーでも使うことはできますか?
可能です。ガラケーでも、電話機能を使うといった通常利用であれば、格安SIMを挿しこめば可能です。いま手元にあるガラケーで格安SIMを使おうと思っているなら、SIMロックが解除になっているか、確認しましょう。また格安SIMは、ガラケーで使うことは可能ですが、おすすめはしません。音声通話はできますが、データ通信が利用できないからです。ここら辺の知識があれば良いのですが、ガラケーを使っている人のほとんどが、携帯ショップまかせの人ばかりなので、イオンモバイルやワイモバイルといった店舗があるところで相談すると安心です。
2台持ちした方が良いですか?
いいえ。1台で充分です。少し前までは、通信障害などのリスクを下げるために、メイン携帯はソフトバンク契約で、サブ携帯をOCNモバイルONE契約(ドコモ回線)というような契約をする人が非常に多かったです。また節約上手で情報感度の高い人にとっては、格安SIMを使わない理由が無いというぐらい、当たり前に格安SIMが推奨されていましたが、これは従来の携帯料金が半額近くまで安くなるので、いままでの携帯料金はそのままで、2台分を契約できる。といった営業方法が流行っていたことがありました。確かに格安SIMを2回線分契約しても、10,000円を超えない運用はできるので、格安SIMを使っている人は2台持ちの人もいましたが、正直1契約で充分です。
SIMロックの解除は自分でもできますか?
簡単にできます。格安SIMを使うにあたって、一番多い悩みが「SIMロック解除」です。SIMロックの解除とは、ドコモで購入したスマホは、ドコモ回線しか使えないように、以前は工作がされていました。これが総務省からの通達で、2021年10月以降は、このようなロックをかけてはいけないということになっています。だから、いま現在は、携帯ショップに行けばもちろんですが、ネットで申請すれば簡単にできます。

スマホ回線はオンラインで申し込むのが絶対安い

大手通信キャリアのスマホ回線や、格安SIMサービスの特徴を解説してきました。

絶対にこのプランが良い!というものは無く、人によっておすすめは違います。

ただ自信のない方は、以下の項目を参考に判断しましょう。

格安SIMの選び方

ドコモ・au・ソフトバンクのどの回線が良いか判断する

毎月の使用データ量の目安で判断する

オプションサービスで判断する

サポート体制で判断する

スマホ端末とセットで判断する

ドコモショップや家電量販店で相談するのは良いですが、そのまま契約しないように注意してください。

店頭申し込みが安くなることはありません。

原則としてオンラインで申し込むのが絶対にお得です。

あなたが初心者で迷ったら人気のahamoがおすすめ

あなたが初心者なら、わかりやすくてシンプルで安心できるドコモのahamoにしておくのが無難な選択でしょう。

なんだかんだで、日本最大の通信キャリアが提供しているサービスで、実際にユーザー数も多く、プランもシンプルで評価は高いです。

ahamoは、契約期間の縛りなどもないので、解約違約金もありません。

とりあえず、迷ったらahamoにするのはアリです!

迷ったら安心できるahamo一択

契約の縛りが無くてシンプルな