【2024年9月】格安SIMの速度実測調査!安定して速いスマホ回線はどこ?

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「格安SIMの通信速度は遅い?」
「キャリアと格安SIMの速度の違いは?」
「安定して通信速度が速い格安SIMはどれ?」

大手キャリアよりも料金が安い格安SIMですが、通信速度がどれくらい変わるのか気になる人は多いのではないでしょうか。

せっかく格安SIMに乗り換えたのに、速度が遅くてストレスを感じてしまっては意味がありませんよね。

編集部
編集部

格安SIMの速度を比較調査しました。2024年9月に調査した結果、実際速くて快適に使える格安SIMは楽天モバイルです。通信速度がかなり速く安定しています。

この記事では、WiFiベスト編集部が計測した実測値をもとに、速度が速くて快適に使える格安SIMについて詳しく解説します。

また時間帯別の格安SIMの通信速度の測定結果や、格安SIMの通信速度が遅いと言われる理由と対策も解説しています。

格安SIM下り
平均速度
楽天モバイルのロゴ136Mbps
UQモバイルロゴ109Mbps
98Mbps
ワイモバイルロゴ91Mbps
ahamoロゴ70Mbps
ラインモロゴ59Mbps
NUROモバイルロゴ47Mbps
mineoのロゴ53Mbps
JCOMモバイルロゴ77Mbps

本記事を最後まで読めば、速度が遅い格安SIMを選んで後悔することなく、快適な格安SIMライフが送れますよ。

解説した専門家
宮 健士
通信コンサルタント

大手家電量販店の上新電機に勤務し、モバイル担当をしておりました。現在は独立し通信コンサルタントとして幅広く活動しています。>>>プロフィール

料金が安くて速い格安simは、楽天モバイルです。月に3GB以内のデータ通信なら1,078円、無制限でも3,278円と、他の大手キャリアや格安SIMと比べてもダントツにコストパフォーマンスが高いです。

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格安SIMの速度が遅いと言われる原因は?

格安SIMの速度が遅いと言われる原因は?

格安SIMの速度が遅くてお困りなら、まずはどうして今の格安SIMは速度が出ないのか原因を調べましょう。

格安SIMの通信速度が遅いと言われる主な理由は3つです。

  • 特定の時間に速度が遅くなる
  • 混雑した場所では速度が落ちることがある
  • 大手キャリアの格安SIMは速度が安定している

3つの理由をそれぞれ詳しく解説します。

特定の時間に速度が遅くなる

特定の時間に速度が遅くなる

格安SIMに限らず大手キャリアも含めて、お昼や夕方など特定の時間帯は回線が混雑して通信速度が遅くなる傾向があります。

特に大手キャリアから回線を借りてサービスを提供している格安SIMの「MVNO」は、キャリアと比べて使用できる回線の幅が狭いことから、キャリアよりも遅くなりやすいです。

MVNOとは

ドコモ・au・SoftBankのいずれかの大手キャリアの回線を借りてサービスを提供する「仮想移動体通信事業者」のことです。

MVNOに当てはまる格安SIMは、IIJmio・mineo・NUROモバイルなどのことで、povo2.0やUQモバイルなどはMVNOではありません。

お昼や夕方などは特に混雑の影響を感じやすい時間帯で、これらの時間帯にスマホを操作する頻度が高い方は遅いと感じることが多いです。

混雑時の速度低下が気になる人は、混雑する時間帯を避けたり、Wi-Fiに接続したりすることでストレスなく快適にスマホを利用できますよ。

混雑した場所では速度が落ちることがある

混雑した場所では速度が落ちることがある

格安SIMが遅いと言われる原因の1つに、混雑した場所では速度が落ちやすいことがあります。

格安SIMの通信回線は複数のユーザーで1つの回線網を共有しているため、ユーザー数が多くなればなるほど速度が遅くなります。

  • 人口が多い駅
  • コミケなどのイベント会場
  • ディズニーランドなどのテーマパーク

上記のような人口が多い場所では、スマホ回線を利用する人口に対して回線網が追いついておらず、他の場所よりも通信速度の低下が起こりやすいです。

編集部
編集部

ただしすべての格安SIMで通信速度が大幅に低下するわけではなく、回線の種類によっても速度は異なります。

たとえば同じmineoでもau回線よりもドコモ回線の方が速度が速かったり、ドコモ回線よりもau回線の方が速かったりします。

格安SIMで常に快適に使いたいなら、できるだけ人混みでの利用は避けましょう。

大手キャリアの格安SIMは速度が安定している

大手キャリアの格安SIMは速度が安定している

格安SIMの通信速度が遅いと言われる原因の3つ目は、大手キャリアが提供する格安SIMは通信速度が安定している傾向にあることです。

大手キャリアの格安SIMは50~100Mbpsほどの速度が安定して出ています。

キャリアの
格安SIM
下り
平均速度
楽天モバイルのロゴ136Mbps
ahamoロゴ70Mbps
povoロゴ98Mbps
ラインモロゴ59Mbps

一方でMVNOの速度はおおよそ50Mbpsほどです。

MVNO下り
平均速度
マイネオのロゴ53Mbps
IIJmioロゴ44Mbps
NUROモバイルロゴ47Mbps

お昼や夕方に格安SIMの通信速度が低下することを考えると、混雑する時間帯はさらに大手キャリアと格安SIMの速度の差は広がります。

このように格安SIMの中でもMVNOは大手キャリアのahamoやpovo2.0と比べられることが多いため、格安SIMは遅いと言われています。

編集部
編集部

大手キャリアと比べると速度は落ちますが、ネット検索や動画視聴などスマホの普段使いなら30Mbpsあれば十分です。

価格と速度のバランスを考えて格安SIMを選びましょう。

速度重視の人におすすめの格安SIM

速度が速い格安SIMランキング

ここからは、当サイトの編集部が選ぶ速度重視の人におすすめの格安SIMをご紹介します。

ランキングポリシー

WiFiベストは、景品表示法に基づく「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準(ステマ規制)に基づき紹介します。詳しくはランキングポリシーをご覧ください。

通信速度を重視する人に最もおすすめの格安SIMは、楽天モバイルです。

編集部
編集部

以前まで楽天モバイルは電波が繋がらないなどの評判が多かったものの、最近では設備投資を繰り返し行った結果、電波状況が改善されています。

もともと電波が繋がったときの通信速度は速かったため、電波状況が改善された今では速度も速く使いやすい格安SIMになりました。

おすすめの格安SIMは、平均速度30Mbps以上の快適に使えるサービスをピックアップしています。

格安SIM下り
平均速度
楽天モバイルのロゴ136Mbps
UQモバイルロゴ109Mbps
98Mbps
ワイモバイルロゴ91Mbps
ahamoロゴ70Mbps
ラインモロゴ59Mbps
NUROモバイルロゴ47Mbps
mineoのロゴ53Mbps
JCOMモバイルロゴ77Mbps

楽天モバイルはユーザー調査で平均136Mbpsもの速度が出ており、2位のUQモバイルよりも30Mbpsよりも速い通信速度が出ています。

さらに月額料金も1ヶ月で3GB以内の利用なら1,078円、無制限なら3,278円と他の格安SIMと比べても抑えやすいこともポイントです。

楽天モバイル速度結果

通信速度の速さだけでなく月額料金も抑えやすいため、速い格安SIMを探している方は楽天モバイルを選んでおけば間違いありません。

楽天モバイル

楽天モバイル
楽天モバイルの時間帯別の速度

朝(6時~8時):236Mbps
昼(12時~13時):96Mbps

夕方(16時~19時):116Mbps

通信速度を重視する人に最もおすすめの格安SIMが楽天モバイルです。

楽天モバイルは平均速度が136Mbpsと、他社の格安SIMと比べて非常に速い通信速度が出ています。

楽天モバイルの速度は格安SIMとの比較で優れているだけでなく、ドコモやauなどのキャリアの通信速度と比べても優れた数値です。

格安SIM下り平均速度
楽天モバイル136Mbps
ドコモ134Mbps
au100Mbps
SoftBank129Mbps

ドコモやauなどのキャリアからの乗り換えを検討していて、キャリアと同じ通信速度を求める人にも楽天モバイルはおすすめです。

楽天モバイルプラン
月額料金1,078円/3GB
2,178円/20GB
3,278円/無制限
最低利用期間なし
キャンペーンポイント還元
楽天モバイル音声
通話料金30秒 / 22円
無料通話15分以内
1,100円
キャンペーンポイント還元

楽天モバイルはどんなにデータを使っても3,278円以上かからないので、データをたくさん使いたい人にイチオシです。

メリット

  • とにかく安い
  • データを無制限で使える
  • 通信品質が向上している

デメリット

  • 0円運用できなくなった
  • 地下では繋がりにくい

楽天モバイルは、通信品質が悪いという口コミが多かったですが、2024年現在は対応エリアも広がり問題なく使えているので、大容量にデータを使う人に人気です。

家族割の「最強家族プログラム」や、学割の「最強青春プログラム」もあわせて使えば、さらにお得に契約できます。

迷ったら楽天モバイルを選んでおけば間違いないというくらい、スマホ料金を安くして、さらにデータを気にすることなく使いたいという人にはおすすめのサービスです。

いまなら三木谷キャンペーンを活用するのがおすすめです。

イチオシの格安SIM

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さらに楽天モバイルは2024年内にプラチナバンドが提供予定で、建物内や地下などでも繋がりやすくなります。

プラチナバンドとは

プラチナバンドとは700MHz、800MHz、900MHzの周波数帯のことで、ビルなどの障害物を避けて電波を送る特性があります。

またコンクリートなどの壁を透過する力も持っており、屋内や地下でも電波が届きやすい特徴があります。

実際に楽天モバイルを利用している人の中では、700Mbps以上の通信速度が出ている人もいました。

すでに速い通信速度の楽天モバイルが今後さらに繋がりやすくなっていくので、速い速度の格安SIMを探している方は楽天モバイルを選びましょう。

UQモバイル

UQモバイル
UQモバイルの時間帯別の速度

朝(6時~8時):167Mbps
昼(12時~13時):66Mbps

夕方(16時~19時):133Mbps

UQモバイルはauのサブブランドの格安SIMで、100Mbps以上の速度が出ています。

そのため通信速度を優先したい人には、楽天モバイルに次いでおすすめできる格安SIMです。

料金プラン
(割引適用前)
1GB:3,465円
4GB:2,365円
20GB:3,278円
料金プラン
(割引適用後)
1GB:990円
4GB:1,078円
20GB:3,278円
かけ放題10分以内/回:880円
60分以内/月:550円
かけ放題:1,980円
下り平均速度109Mbps
セット割光回線または電気とセットで
最大1,100円割引
家族割550円割引

UQモバイルは格安SIMではあるものの店舗でサポートが受けられることもあり、月額料金が他社の格安SIMと比べて高めです。

しかし自宅の光回線や電力とセットにすることで割引があるので、UQモバイルを契約する場合はセット割を利用しましょう。

セット割が前提の料金が少しネックですが、通信品質が高くサポートも受けやすいため、これらを重視する人にUQモバイルは特におすすめです。

安定した通信品質

povo2.0

Povo2.0
povoの時間帯別の速度

朝(6時~8時):83Mbps
昼(12時~13時):111Mbps

夕方(16時~19時):89Mbps

povo2.0はauが提供する格安プランで、通話や通信はauと同じ高品質です。

測定した平均速度は98Mbpsと速く、高画質動画の視聴や配信サービスの視聴もストレスなく快適に楽しめます。

基本料金0円
トッピング料金1GB:390円
3GB:990円
20GB:2,700円
60GB:6,490円
150GB:12,980円
かけ放題5分以内/回:550円
かけ放題:1,650円
下り平均速度98Mbps
セット割なし
家族割なし

povo2.0は基本料金0円の格安プランで、必要なタイミングに合わせてデータ容量をトッピング(追加購入)して利用します。

ご自身が利用するデータ容量を効率よくトッピングできるため、うまく使えば他の格安SIMより安くお得に使えます。

極限まで料金を抑えつつ、ご自身のデータの利用状況を把握してうまくトッピングできる人は、povo2.0を選びましょう

基本料金0円

Y!mobile

Y!mobile
Y!mobileの時間帯別の速度

朝(6時~8時):125Mbps
昼(12時~13時):64Mbps

夕方(16時~19時):93Mbps

Y!mobileはSoftBankのサブブランドで、SoftBankの回線品質と同等の通信が可能です。

そのため通信速度が安定して速く、大手キャリアからの乗り換えの人でも安心して利用できます。

料金プラン
(割引適用前)
4GB:2,365円
20GB:4,015円
30GB:5,115円
料金プラン
(割引適用後)
4GB:1,078円
20GB:2,178円
30GB:3,278円
かけ放題10分以内/回:770円
かけ放題:1,870円
下り平均速度91Mbps
セット割ソフトバンク光/Airとセットで
最大1,650円割引
家族割1,100円割引

Y!mobileはソフトバンク光やSoftBank Airとセットで利用することで、毎月のスマホ代から最大1,650円割引されます。

セット割引を利用しないと月額料金が高額になるため、Y!mobileを契約する場合はセット割引の利用を前提に考えましょう。

またY!mobileは端末代金を割引するキャンペーンを開催することが多いため、端末を買い替えたい方にもおすすめです。

X(旧Twitter)では、Y!mobileの通信速度を測定して70Mbps以上の通信速度が出ている人もいました。

月額料金に関しては他社の格安SIMの方が割安ですが、通信品質や店舗でのサポートの面も考慮したい人はY!mobileを選びましょう。

光回線とセットでお得

ahamo

ahamo
ahamoの時間帯別の速度

朝(6時~8時):72Mbps
昼(12時~13時):54Mbps

夕方(16時~19時):70Mbps

ahamoはドコモが提供する格安プランで、シンプルで安い料金ながらも通信品質が安定している格安SIMです。

ahamo
ahamoプラン
月額料金2,970円/30GB
4,950円/110GB
最低利用期間なし
キャンペーンdポイント
10,000円分
ahamo音声
通話料金30秒 / 22円
無料通話5分以内
無料
キャンペーンdポイント
10,000円分

ahamoは5分以内の国内通話は何度かけても無料なので、短時間の通話が多い人にもおすすめです。

また月1,100円でタブレットやサブスマホとデータ容量をシェアできるなど、幅広い使い方も可能です。

メリット

  • 通信速度が速く、超過後も最大1Mbpsで使用可能
  • 接続が安定していて、混雑時も速度低下しにくい
  • 海外91の国や地域で利用でき、ローミングも20GBまで無料

デメリット

  • 他の格安SIMと比べて料金が少し高め
  • 小容量に対応したプランがない

ahamoはドコモのサブブランドで、ドコモと同等の高品質な通信回線を、月2,970円の非常にコスパが高い料金で利用できます。

また月1,980円の「大盛りオプション」を追加すれば月110GBまでデータが使えるようになり、大容量プランをできるだけ安く使いたい人にもおすすめの格安SIMです。

ドコモ回線を安く

LINEMO

LINEMOの時間帯別の速度

朝(6時~8時):60Mbps
昼(12時~13時):68Mbps

夕方(16時~19時):52Mbps

LINEMOはSoftBankが提供する格安プランで、SoftBankの高品質な通信回線が利用できます。

お昼や夕方の混雑しやすい時間帯でも平均で50Mbps以上の数値が出ており、いつでも快適にスマホを利用できます。

LINEMO
LINEMOプラン
月額料金990円/0〜3GB
2,090円/3〜10GB
2,970円/0〜20GB
3,960円/20〜30GB
最低利用期間なし
キャンペーンかけ放題オプション
7ヵ月目まで550円割引
NUROモバイル音声
通話料金30秒 / 22円
無料通話550円/5分かけ放題
1,100円〜1,650円/時間無制限
キャンペーンかけ放題オプション
7ヵ月目まで550円割引

LINEMOのプランは、LINEMOベストプラン(3〜10GB)とLINEMOベストプランV(30GB)の2種類です。

LINEMOベストプランは使ったデータ量の応じて料金が変わる段階制の料金プランで、3GBを超えると自動的に10GBの料金が適用されます。

LINEMOベストプランVは2024年11月1日から30GB 2,970円の固定料金に変更されました。

さらに、LINE通話が無料で使い放題のLINEギガフリーが最大の特徴です。

メリット

  • LINE関連のデータが無料になる
  • あまり使わない月は自動的に安くなる
  • 通信速度が遅くなりにくい

デメリット

  • データのストッパー機能がない
  • 端末とセットで購入できない

LINEMOは超人気の格安SIMです。毎月のデータ使用量が10GB未満の人はLINEMOベストプラン、データを10〜30GB使いたい人はLINEMOベストプランVがおすすめです。

詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください

LINEヘビーユーザーにおすすめ

NUROモバイル

NUROモバイル
NUROモバイルの時間帯別の速度

朝(6時~8時):80Mbps
昼(12時~13時):20Mbps

夕方(16時~19時):53Mbps

NUROモバイルは、通信速度が速い光回線として知られているNURO光とのセット割引がある格安SIMです。

NUROモバイルの「NEOプラン」は専用の帯域を使用しており、通信速度が速い特徴があります。

NUROモバイル
NUROモバイルプラン
月額料金792円/3GB
990円/5GB
2,699円/20GB
最低利用期間なし
キャンペーンセット割
NUROモバイル音声
通話料金30秒 / 22円
無料通話5分以内
490円
キャンペーンデータ盛
ヤング割
手数料無料

NUROモバイルはソニーネットワークコミュニケーションが提供する格安SIMです。

光回線サービスのNURO光とセットで契約すればセット割が適用になってお得に契約できます。

メリット

  • NURO光とセット割でお得になる
  • 専用帯域のNEOプランは通信品質が高い
  • 対象のSNSが使い放題

デメリット

  • 支払い方法がクレジットカードのみ
  • 実店舗でのサポートができない

NUROモバイルは通信品質にこだわる人が契約する傾向にあるので、安さというよりは品質重視の人におすすめです。

専用帯域のNEOプラン

mineo

mineo
mineoの時間帯別の速度

朝(6時~8時):76Mbps
昼(12時~13時):28Mbps

夕方(16時~19時):53Mbps

mineoはドコモ・au・SoftBankの3つの回線網が選べる格安SIMで、ご自身の希望に合わせた回線が選べます。

お昼の時間帯は通信速度は遅くなるものの、常時20Mbps以上は出ているため快適に利用できます。

マイネオ
mineoプラン
月額料金1,298円/1GB
1,518円/5GB
1,958円/10GB
2,178円/20GB
最低利用期間なし
キャンペーンeo光とセットで
光回線が月330円割引
mineo音声
通話料金30秒 / 22円
無料通話550円/10分かけ放題
1,210円/時間無制限
キャンペーンeo光とセットで
光回線が月330円割引

mineoの料金プランは2種類で、「マイピタ」は4つの中から自分に合ったデータ容量を選ぶプラン、「マイそく」は最大通信速度で選ぶデータ無制限プランです。

マイそくは月曜から金曜の12時〜13時は通信速度が最大32kbpsに制限されますが、お昼の時間帯にスマホを利用しない人は無制限プランを安く快適に利用できます。

メリット

  • 夜間フリーや広告フリーなど、他の格安SIMにはない便利な機能が豊富
  • ユーザー同士が繋がりやすく、コミュニティサイトでサポートも充実
  • ドコモ回線以外にもau・SoftBankの回線にも対応

デメリット

  • 20GB以上の高速通信が利用できるプランがない
  • 支払い方法がクレジットカードのみ

mineoはユーザーの満足度が高い人気の格安SIMです。

「ゆずるね。」機能で混雑する時間帯のデータ利用を他の人に譲ったり、余ったデータ容量を他のユーザーにプレゼントできる「パケットギフト」など、独自のユニークなサービスが特徴です。

また「マイネ王」という専用コミュニティサイトを利用して、他のmineoユーザーと情報を交換したり、サポートしてもらったりと、初心者の人でも安心して利用できる格安SIMです。

イチオシ

JCOMモバイル

jcomモバイル
JCOMモバイルの時間帯別の速度

朝(6時~8時):31Mbps
昼(12時~13時):18Mbps

夕方(16時~19時):142Mbps

JCOMモバイルはケーブルテレビで有名なJCOMが提供する格安SIMで、夕方の通信速度が非常に速い特徴があります。

お昼の通信速度は20Mbpsを下回っているため、お昼はあまりスマホを操作せず夕方の操作が多い人だと使いやすいです。

JCOMモバイル
JCOMモバイルプラン
月額料金1,078円/1GB
1,628円/5GB
2,178円/10GB
最低利用期間なし
キャンペーンデータ盛
ヤング割
手数料無料
JCOMモバイル音声
通話料金30秒 / 22円
無料通話5分以内
550円
キャンペーンデータ盛
ヤング割
手数料無料

JCOMモバイルはデータ盛を使えばめちゃめちゃおすすめの格安SIMです。

JCOMネットなどのJCOMサービスを契約中の人にはイチオシです。

メリット

  • データ盛で使えるデータが増える
  • データを翌月に繰越できる
  • 通信品質が良い

デメリット

  • JCOMを使っていない人には人気が無い
  • データ盛が適用されないなら魅力が減る

JCOMモバイルは「データ盛」を利用することで、最大限メリットを引き出して利用できます。

JCOM関連のサービスを使っているなら、JCOMモバイルを選んでおけば、間違いないというくらいおすすめです。

JCOMのデータ盛はおすすめ

時間帯別の通信速度が速い格安SIM

時間帯別の通信速度が速い格安SIM

ここからは、時間帯別の通信速度が速い格安SIMを紹介します。

各時間帯別の速度が速い格安SIMの上位3社をまとめます。

順位
1位楽天モバイル
236Mbps
povo
111Mbps
JCOMモバイル
142Mbps
2位UQモバイル
167Mbps
楽天モバイル
96Mbps
UQモバイル
133Mbps
3位Y!mobile
125Mbps
LINEMO
68Mbps
楽天モバイル
116Mbps

それぞれの時間帯ごとに速度が速い格安SIMを詳しく解説します。

ご自身の利用状況に合わせて最適な格安SIMを選びましょう。

朝の時間に速度が速い格安SIM

朝の通信速度を比較した結果、楽天モバイルが200Mbps以上と飛び抜けています。

格安SIM下り平均速度
楽天モバイルのロゴ236Mbps
UQモバイルロゴ167Mbps
ワイモバイルロゴ125Mbps
NUROモバイルロゴ80Mbps
mineoのロゴ76Mbps

UQモバイルやY!mobileも100Mbps以上の通信速度が出ており、朝の時間帯は比較的どこの格安SIMでも快適に使えることが分かります。

通勤時間などの混雑時にスマホを使うことが多い人は、ランキング上位の格安SIMを選べば、ストレスなく快適に利用できますよ。

お昼の時間に速度が速い格安SIM

続いてはお昼の時間帯に計測した通信速度の順位を見てみましょう。

格安SIM下り平均速度
111Mbps
楽天モバイルのロゴ96Mbps
ラインモロゴ68Mbps
UQモバイルロゴ66Mbps
ワイモバイルロゴ64Mbps
ahamoロゴ54Mbps

お昼の時間帯はpovo2.0が100Mbpsを超えており、楽天モバイルやLINEMOが次いで速い結果になりました。

上位の格安SIMはお昼の時間帯でも快適に利用できますが、その他の格安SIMだと20Mbpsほどのものもあり、お昼の時間帯だと使いにくい場合もあります。

編集部
編集部

お昼の時間帯にスマホを使うことが多い人は、50Mbps以上の速度が出ている楽天モバイルやpovo2.0を選べば快適ですよ。

夜の時間に速度が速い格安SIM

最後に夜の時間帯に速い格安SIMのランキングを見ていきましょう。

格安SIM下り平均速度
JCOMモバイルロゴ142Mbps
UQモバイルロゴ133Mbps
楽天モバイルのロゴ116Mbps
NUROモバイルロゴ47Mbps
mineoのロゴ53Mbps

夜の通信速度を比較するとJCOMモバイル・UQモバイル・楽天モバイルの3社が100Mbpsを超えています。

またその他の格安SIMも50Mbps以上を超えているため、どの格安SIMを選んでも快適に使えます。

特に楽天モバイルやUQモバイルは他の時間帯の速度も上位に入っているため、何よりも通信速度を優先する人はこの2つから選びましょう。

格安SIMの速度が遅い場合の対処方法

格安SIMの速度が遅い場合の対処方法

格安SIMを利用していて通信速度が遅いと感じるときは、こちらで紹介する対処方法を試してください。

  • 他社を乗り換える
  • 利用する場所を変えてみる
  • 端末を再起動する
  • スマホを最新機種に変更する

他社に乗り換える

朝8時の速度測定結果

ここまで紹介した通信速度が遅いときの対処方法を試しても改善しないときは、格安SIMの乗り換えをしましょう。

すべての対処方法を試しても改善しない場合、利用中の格安SIMが混雑していて速度が出ていないからです。

例えば混雑する朝の8時に編集部が速度を計測した結果、2つの格安SIMで大きな差がありました。

このように格安SIMの種類や利用する環境によって、通信速度は大きく異なります。

編集部
編集部

速度が遅いとお悩みの人は、編集部がおすすめする速度の速い格安SIMへ乗り換えをしましょう。

今よりもグッと快適にスマホを利用できるようになりますよ。

利用する場所を変えてみる

格安SIMは特定の場所や地域で電波が繋がりにくいことがあるため、速度が遅い場合は違う場所でスマホを操作することも効果的です。

一般的に電波が繋がりにくいと言われる場所には、以下のような場所があります。

  • 地下
  • マンションやビルの高層階
  • 電車内
  • トンネル内
  • 山間部

上記の場所でスマホを操作する場合、使用している回線によっては電波が繋がりにくいことがあります。

そのため、電波が繋がりにくいと感じた場合は、その他の回線網に変更して対応しましょう。

端末を再起動する

スマホの通信速度が遅いと感じたときは、スマホ本体を再起動してみましょう。

スマホは長時間利用していると細かい不要なデータが蓄積していき、軽微なバグや不具合が発生することがあります。

バグや不具合で通信速度が遅くなった場合や端末の処理が遅くなった場合は、端末の再起動で直ることが多いため、通信速度に限らずスマホに異常を感じた際には、再起動が効果的です。

編集部
編集部

再起動の方法は機種によって異なります。

基本的には設定アプリから可能ですが、やり方がわからない時は一度電源を切って再度入れ直すことで、多くのトラブルが解決しますよ。

スマホを最新機種に変更する

再起動を試しても速度が改善しない場合には、スマホの買い替えも検討しましょう。

特に前回スマホを購入して4~5年以上経過している場合は、スマホの買い替えが効果的です。

スマホのスペックは日々進化しており、CPU性能やメモリ容量だけでなく、電波の受信感度なども向上しています。

同じスマホを長期間使っていると、内部の経年劣化などで通信速度だけでなく動作も遅くなるので、快適に利用したいならスマホは定期的に買い替えましょう。

格安SIMの速度によくある質問

よくある質問

格安SIMの速度によくある質問にお答えします。

格安SIMの速度は遅いですか?
格安SIMの通信速度は遅くありません。
むしろ楽天モバイルやUQモバイルなどの格安SIMでは通信速度が100Mbpsを上回り、ドコモやauなど大手キャリアとほとんど同じ速度が出ています。
格安SIMは遅いと言った評判もありますが、速度が速い格安SIMをしっかりと選べば快適に利用できます。
>> 格安SIMの速度が遅いと言われる理由を見る
速度が速い格安SIMはどこ?
通信速度が速い格安SIMは、楽天モバイルです。
楽天モバイルはお昼や夕方などの混雑しやすい時間帯でも、100Mbps付近の通信速度が出ており、時間帯を選ばず快適にインターネットに接続できます。
また2024年にはプラチナバンドが開通する予定で、今まで以上に電波に繋がりやすくなり、さらに使い勝手が向上します。
>> 速度が速い格安SIMをくわしく見る
通信速度が遅いときの改善方法は?
格安SIMの通信速度が遅いときには利用する時間帯や場所を変える、また端末の再起動を試してみましょう。
なお端末の再起動は簡単で最も効果が高いので、速度以外にも不具合を感じた際には試してみることをおすすめします。
>> 格安SIMの速度が遅い場合の対処をくわしく見る

まとめ

最後に通信速度が速い格安SIMについておさらいしましょう。

  • 調査の結果、最も速度が速い格安SIMは「楽天モバイル
  • MVNOよりも大手キャリアの格安SIMの方が平均速度が速い
  • 格安SIMは朝やお昼など混雑する時間や人が多い場所では速度が遅くなる

WiFi ベスト編集部が実際に測定した、またそれぞれの格安SIMユーザーの測定結果を見ると、「楽天モバイル」「UQモバイル」「povo2.0」は、どの時間帯も安定して通信速度が速い結果が出ました。

本記事で紹介した格安SIMならどのサービスでも安定して50Mbpsほど出ているので、どれを選んだとしてもストレスなく快適に利用できるでしょう。

また格安SIMの速度が遅い時には混雑する時間や場所を避けたり、スマホの本体の再起動をしたりすることで改善できます。

上記の方法で改善しない場合には、速度が速い格安SIMへ乗り換えしましょう。

宮 健士
宮 健士

楽天モバイルは速度が速く快適に使えることはもちろん、乗り換えで大量のポイントがもらえるキャンペーンも行っています。

お得に乗り換えられるチャンスを逃さないように、今のスマホの速度に満足していない人はすぐに乗り換えをしましょう。

本記事を参考にして通信速度が速い格安SIMを選び、快適にスマホを利用しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。