スマホの通信速度制限になるとどうなる?解除方法や対策を徹底解説

スマホの通信速度制限になるとどうなる?解除方法や対策を徹底解説

「スマホの速度制限を解除する方法は?」

「速度制限にかからないための対策は?」

「速度制限が解除されるのはいつ?」

スマホデータの使いすぎによる「通信速度制限」がかかってしまい、インターネットが利用できないとお困りではありませんか?

編集部
編集部

速度制限を避けるには無駄なデータ使用を減らし、限られたデータ容量を有効活用することが大事です。

この記事ではスマホに速度制限がかかる原因や、制限の解除方法を解説します。

また制限を避けるための対策も詳しく紹介しているので、快適なインターネット環境を維持したい人はぜひ参考にしてください。

スマホの速度制限とは

スマホの速度制限とは

多くのスマホのプランには、1ヶ月で利用できるデータ通信量に上限が決められています。

スマホの速度制限とはデータ使用量がこの上限を超えた場合に、通信速度が低下する状態のことです。

例えば月20GB利用できるプランを契約している人が、月の途中で20GBを使い切ってしまった場合、翌月1日まで通信速度が低下します。

制限後の速度はキャリアやプランによって異なりますが、ほとんどの場合メールやテキストでのやり取りが精一杯で、動画視聴やゲーム、Webサイトの閲覧も難しい速度になります。

各キャリアの通信速度制限

各キャリアの通信速度制限

ここでは各キャリアの通信速度制限について、わかりやすく解説します。

ドコモ

プラン使えるデータ量制限後の
最大速度
eximo無制限制限なし
ahamo20GB1Mbps
irumo0.5GB・3GB
6GB・9GB
300kbps
(0.5GBは128kpbs)

ドコモのeximoは無制限プランのため、どれだけデータを使っても制限はかかりません。

ahamoは通信が20GBを超えると、最大1Mbpsに制限されます。

irumoには0.5GB、3GB、6GB、9GBと4つのデータ容量があり、0.5GBの場合は128kbpsに、それ以外の容量は300kbpsに制限されます。

au

プラン使えるデータ量制限後の
最大速度
使い放題MAX無制限制限なし
スマホミニプラン4GB300kbps

auの「使い放題MAX」は無制限プランなので、速度制限はありません。

「スマホミニプラン」は4GBを超えた場合に、通信速度が300kbpsに制限されます。

ソフトバンク

プラン使えるデータ量制限後の
最大速度
メリハリ無制限+200GB4.5Mbps
ミニフィットプラン+3GB128kbps

ソフトバンクには「メリハリ無制限+」と「ミニフィットプラン+」の2つのプランがあります。

メリハリ無制限+はデータ通信量が200GBを超えた場合、最大4.5Mbpsに速度が制限されます。

ミニフィットプラン+はデータ通信を一定量使用すると料金が上がり、上限の3GBを超えた場合は速度が128kbpsになります。

関連記事:【2024最新】ソフトバンク「メリハリ無制限+」は契約すべき?旧プランとの比較 [オトナライフ様]

格安SIM

プラン使えるデータ量制限後の
最大速度
UQ mobile4GB・15GB・20GB1Mbps
(4GBは300kbps)
Y!mobile4GB・20GB・30GB1Mbps
(4GBは300kbps)
(一定量使用で128kbps)
mineo1GB・5GB
10GB・20GB
200kbps

格安SIMは種類がたくさんあるため、利用しているユーザーが多いものをピックアップします。

auのサブブランドのUQ mobileでは4GBと15GB・20GBのデータ容量が選べ、制限後の速度は4GBのみ300kbps、その他の容量では1Mbpsになります。

Y!mobileは少し特殊で3つの容量のうち4GBの制限後の速度が300kbps、その他の容量が1Mbpsですが、さらにデータを使い続きるとすべての容量で速度が128kbpsに制限されます。

格安SIMで人気が高いmineoでは、すべてのデータ容量プランで上限を超えると通信速度が最大200kbpsになります。

データ通信量の残量を確認する方法

データ通信量の残量を確認する方法

データ通信量の残量を確認する方法は、通信会社によって異なります。ここからは大手キャリアの確認方法を解説します。

ドコモの確認方法

ドコモのデータ通信の残量は「My docomo」で確認できます。My docomoにはweb版とアプリの2つがあるので、好きな方を使いましょう。

またahamoを利用している人は、専用アプリからもデータ残量を確認できます。

auの確認方法

auの場合は「My au」でデータ残量が確認できます。My auにもweb版とアプリ版があり、どちらも簡単に残ったデータ容量を把握できます。

ソフトバンクの確認方法

ソフトバンクのデータ残量は「My SoftBank」で確認しましょう。SoftBankのIDとパスワードを入力すれば、すぐにデータの残量がわかります。

もちろんアプリ版も提供されているので、使いやすい方を利用しましょう。

通信速度制限の解除方法・タイミング

通信速度制限の解除方法・タイミング

通信速度制限がかかってしまった場合、どのように解除すればよいのでしょうか。

ここでは各キャリアの制限の解除方法とタイミングについてわかりやすく解説します。

ドコモの通信速度制限の解除方法

ドコモの速度制限は、翌月1日の午前0時より順次解除されます。日付が変わるピッタリで解除されるわけではないので注意しましょう。

翌月1日まで待てない場合は、1GBあたり1,100円ですぐに解除できます。

auの通信速度制限の解除方法

auの通信速度の制限は翌月1日中に解除されます。こちらも翌月になってすぐに解除されるわけではないので注意してください。

またMy auにて0.5GBあたり605円支払うことで、即時解除も可能です。

ソフトバンクの通信速度制限の解除方法

ソフトバンクの制限は、請求締め日の翌日に順次解除されます。ソフトバンクに関しては締め日が月末とは限らないので、ご自身の請求締め日を確認しておきましょう。

ソフトバンクもマイページでデータチャージを行うことで、制限の即時解除ができます。

格安SIMの通信速度制限の解除方法

格安SIMの解除のタイミングは会社によってさまざまですが、ほとんどの場合翌月1日に解除されます。

ただし格安SIMの中には月単位ではなく、1日や1週間の単位でデータ上限が決められているものもあります。

契約している格安SIMのデータの締め日を確認しておきましょう。

通信速度制限にかからないための5つの対策

通信速度制限にかからないための5つの対策

スマホが速度制限を避けるためには、以下の5つの対策を行いましょう。

  • Wi-Fiを使用する
  • モバイルデータ通信をオフにする
  • バックグラウンド更新をオフにする
  • 動画を自動再生されないようにする
  • 公衆無線LANを使用する

それぞれ詳しく解説します。

Wi-Fiを使用する

速度制限の対策として最も効果が高いのは、Wi-Fiを使用することです。

Wi-Fiはモバイル回線とは別の回線を利用するため、スマホのデータ通信量を消費しません。自宅などWi-Fiを使用できる環境では、できるだけWi-Fiに接続してスマホのデータ量を節約しましょう。

モバイルデータ通信をオフにする

スマホでインターネットを利用しない時間は、モバイルデータ通信をオフにすることで、速度制限の対策になります。

設定からモバイル通信だけをオフにすれば電話の着信などは利用できるため、スマホのデータを節約したい場合は試してみましょう。

使用しないアプリのみオフにするのも効果的

使用しないアプリのみモバイルデータ通信をオフにすることも、制限対策に効果があります。

ただし特定のアプリのみオフにする機能は一部のスマホにしか搭載されていません。ご自身のスマホで特定アプリのみ通信をオフにできるか、確認してみましょう。

バックグラウンド更新をオフにしておく

アプリの自動更新やバックグラウンド更新は、気が付かないうちにデータ通信量を増やしてしまう原因になります。

速度制限の対策として、アプリの更新は手動で行うように設定しましょう。

動画が自動再生されないようにする

SNSやニュースサイトなどの動画は、画面上に表示されるだけで自動で再生されることがあります。

動画再生はデータ通信量を大量に消費するため、自動再生をオフにしておくと速度制限にかかりにくくなります。

公衆の無線LANを使用する

外出先では公衆無線LANサービスを使用して、スマホのデータ容量を節約しましょう。

ただし、公衆無線LANサービスにはセキュリティ面でのリスクがある可能性があるため、利用する際は注意が必要です。

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まとめ

スマホの通信速度制限についておさらいします。

速度制限とは決められたデータ量を使い切ることで、通信速度が極端に低下する仕組みのことです。

速度制限にかからないためには以下の対策を行いましょう。

  • Wi-Fiを使用する
  • モバイルデータ通信をオフにする
  • バックグラウンド更新をオフにしておく
  • 動画が自動再生されないようにする
  • 公衆無線LANを使用する

スマホのデータ通信を節約したいなら、手軽に持ち運びできる「それがだいじWi-Fi」がおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。