WiMAXおすすめプロバイダ

WiMAXのおすすめプロバイダをWiFiベスト編集部がくわしく紹介します。

本記事では、WiMAX 5Gの「新規契約」だけでなく、既にWiMAX2+(旧プラン)を契約中の人が、WiMAX 5G(新プラン)に「乗換契約」するための情報もまとめました。

電気通信事業法の改正で解約違約金が大幅に変わりました

2022年7月1日に電気通信事業法が改正され、解約に伴い請求できる解約違約金が、最大で月額料金の1ヶ月分が上限金額となりました。[1]

今回の法改正で、途中解約しても解約違約金が、2万円などだったのが、上限が月額料金1ヶ月分になったため、契約者の負担が大幅に軽減されることになり、契約期間をそこまで気にすることなく、申し込みしやすくなりました。

本ページでは、WiFiベスト編集部が7月1日以降に変更された最新情報で比較解説しています。

WiMAXプロバイダの選び方

WiMAX 5G 選び方
実質料金算出方法

どのWiMAXプロバイダで契約しても、通信エリアや通信速度は変わりません。

月額料金やキャンペーンが変わるだけです。

WiMAXのプロバイダ選びでは、実質料金が一番安いプロバイダを選ぶのが重要です。

実質料金シミュレーションシート

WiFiベスト編集部では、月額料金の変動についてはもちろん、キャッシュバック金額や受取時期についても、こまかく比較しています。

これらのシミュレーションから、おすすめのWiMAXプロバイダを紹介します。

WiMAX 5Gのおすすめプロバイダ

WiFiベスト編集部は、月額料金の変動や、キャッシュバック金額と支払い時期を毎月エクセルで管理してWiMAXの実質料金をシミュレーションしています。

結果からお伝えすると、おすすめプロバイダは GMOとくとくBB です。

GMOとくとくBBは、契約開始12ヶ月後にキャッシュバックがもらえるので、そのタイミングで実質料金が最安値になります。

仮に3年(36ヶ月)利用した場合は、他のWiMAXより2万円以上も安く、4年(48ヶ月)利用した場合は、3万円以上も安いことがわかります。

GMOとくとくBBのキャッシュバックがもらえる12ヶ月までは、BIGLOBE WiMAXがお得なので、1年以上の契約に抵抗がある人は、比較検討しても良いでしょう。

一部の有識者が「GMOとくとくBBはキャッシュバックがもらいにくい!」と悪い評価をしているようですが、GMOとくとくBBのキャッシュバックを確実にもらう方法を参考にすれば、問題なくキャッシュバックをもらえます。

またもう少し踏み込むと、WiFiベスト編集部がシミュレーションした結果、GMOとくとくBBのキャッシュバックを(12ヶ月目に)もらい忘れたとしても、31ヶ月後にはGMOとくとくBBが最安値になることも確認しています。

BIGLOBE WiMAXのキャッシュバック(1ヶ月後に支払われる)は、そのまま反映し、GMOとくとくBBのキャッシュバックをもらい忘れても、最終的にはGMOとくとくBBが逆転して安くなっています。

以上のシミュレーションから、最もおすすめのWiMAXプロバイダは GMOとくとくBB です。

それぞれのWiMAXプロバイダの特徴を紹介しますので、参考にしてみてください。

GMOとくとくBB

限定ページ
GMOとくとくBB
WiMAX
当サイト限定
工事費用工事無し
月額料金3,762円
最低利用期間3年
キャンペーンキャッシュバック
最大76,600円

GMOとくとくBBのWiMAXは、高額なキャッシュバックが特徴です。

WiMAX 5Gを一番安く契約できます。

GMOとくとくBB がおすすめな理由
  • 料金が一番安い
  • 本体代金が実質無料になる
  • キャッシュバックが高額

通常は12,000円のキャッシュバックですが、当サイト経由は34,600円のキャッシュバックです。

他社からの乗換の場合は最大40,000円キャッシュバックがつき、さらにセキュリティとスマホサポートのオプション加入で2,000円増額で合計76,500円のキャッシュバックです。

契約初月が税込1,375円ですが、そのあとずっと4,807円でデータ容量無制限で使い続けられます。

WiMAXを一番安くお得に契約するなら、当サイトでお申し込みするのをおすすめします。

高額キャッシュバック

限定ページ

当サイト限定ページでお得に契約しよう

BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE
WiMAX
縛りなしプラン
工事費用無料
月額料金3,278円
最低利用期間なし
キャンペーンキャッシュバック
11,500円

BIGLOBE WiMAXは、契約期間のしばりが無く、オトクにWiMAXが使えます。

またBIGLOBEは、KDDIグループだから安心のサポート力が評判が良いです。

BIGLOBE WiMAXがおすすめな理由
  • 1~24ヶ月は税込1,650円引きの月額3,278円
  • 限定キャッシュバックでお得に契約できる
  • 支払方法が口座振替が選べる
  • 口座振替なら一番おすすめ
  • サポートの評価が高い

クレジットカードが無く、口座振替で支払いたいなら、BIGLOBE WiMAXがおすすめです。

クーポンコード SLYを入力すれば11,500円キャッシュバックされるので、お得に契約できるチャンスです。

クーポンの有効期間は2024年12月2日までなので、入力モレに気をつけてください。

クレカなしでも契約OK

5G CONNECT

5G CONNECTレンタルプラン
工事費用無料
月額料金旧端末:4,750円
新端末:5,250円
最低利用期間なし
キャンペーン
5G CONNECT購入プラン
工事費用無料
月額料金4,800円
最低利用期間24ヶ月以上利用
本体価格無料
キャンペーン30日間お試し
モニター

5G CONNECTの料金プランは「旧端末レンタルプラン」「最新端末レンタルプラン」「最新端末購入プラン」の3種類です。

旧端末は「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」とホームタイプの「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」です。

最新端末は「Speed Wi-Fi 5G X12」とホームタイプの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」です。

少しでも安くしたければ、旧端末をレンタルするプランがおトクです。

5G CONNECTがおすすめな理由
  • 契約期間のしばりが無い
  • WiMAX 5G回線に対応しているので通信速度が速い
  • レンタルプランは本体代金が無料なのでおトクに使える
  • 購入プランも24ヶ月以上利用すれば実質無料になる
  • 30日間お試しモニターは端末購入プランのみ適用される

5G CONNECTの購入プランは、30日間お試しできるのが良いと評判です。

30日間お試しモニター

WiMAX 5Gの端末

WiMAX 5G 端末
端末名Galaxy 5G
Mobile WiFi
Speed WiFi
5G X11
Speed WiFi
HOME 5G L12
Speed WiFi
HOME 5G L11
イメージ
メーカーサムスン電子NECプラットフォームズNECプラットフォームズZTE Corporation
販売開始2021年4月8日2021年10月15日2021年11月5日2021年8月6日
重量203g174g446g599g
最大通信速度下り最大2.2Gbps
上り最大183Mbps
下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
同時接続台数11台17台42台32台
WiFiベスト
編集部 評価

WiMAX 5Gで扱っている端末は、モバイルタイプが2種類、ホームタイプが2種類、合計4種類です。

モバイルタイプは、Galaxy 5G Mobile WiFiとSpeed WiFi 5G X11です。

ホームタイプは、Speed WiFi HOME 5G L12とSpeed WiFi HOME 5G L11です。

モバイルタイプ

Speed WiFi 5G X11とGalaxy 5G Mobile WiFi
左 「Speed WiFi 5G X11」  右「Galaxy 5G Mobile WiFi」

Galaxy 5G Mobile WiFiとSpeed WiFi 5G X11をくわしく比較解説します。

通信速度

端末名Galaxy 5G
Mobile WiFi
Speed WiFi
5G X11
イメージ
理論値2.2Gbps2.7Gbps
実測値350Mbps480Mbps
WiFiベスト
編集部 評価

通信速度は、理論値も実測値もSpeed WiFi 5G X11の方が速かったです。

ただし、そもそも両方とも非常に高速な通信速度です。

通信の安定性

端末名Galaxy 5G
Mobile WiFi
Speed WiFi
5G X11
イメージ
クレードルなしあり
安定度充分安定するクレードルで
強化される
WiFiベスト
編集部 評価

Speed WiFi 5G X11は、別売り(3,800円)でクレードルがあります。

クレードルを使うことにより「Wウィングアンテナ」で室内の通信が安定しやすくなります。

サイズ

端末名Galaxy 5G
Mobile WiFi
Speed WiFi
5G X11
イメージ
サイズ147×76×10.9mm136×68×14.8mm
重量203グラム173グラム
WiFiベスト
編集部 評価

サイズ感はほぼ一緒ですが、重量はSpeed WiFi 5G X11の方が軽いです。

iPhoneXの重量が174グラムなので、スマホと同じくらいと考えて良いでしょう。

両方ともコンパクトで持ち運びしやすいです。

バッテリーの持ち時間

端末名Galaxy 5G
Mobile WiFi
Speed WiFi
5G X11
イメージ
連続使用時間約15時間約8時間
WiFiベスト
編集部 評価

バッテリーの持ち時間は、Galaxy 5G Mobile WiFiの方が2倍近く持ちます。

モバイルタイプであれば、バッテリーの持ち時間は重要な要素です。

Galaxy 5G Mobile WiFiの方が評価が高いのは、このバッテリーの持ち時間が要因と言っても良いでしょう。

操作性

端末名Galaxy 5G
Mobile WiFi
Speed WiFi
5G X11
イメージ
操作方法タッチパネル式ボタン式
ディスプレイ
サイズ
5.3インチ2.4インチ
WiFiベスト
編集部 評価

操作性は、Galaxy 5G Mobile WiFiの方が断然良いです。

Speed WiFi 5G X11はボタン式で、操作がしづらいです。

Galaxy 5G Mobile WiFiは、スマホと同じような感覚で操作できます。

総合評価

通信速度
Galaxy
速い
X11
通信の安定性
Galaxy
安定しやすい
X11
サイズ
Galaxy
一緒
X11
バッテリー
Galaxy
15時間
X11
操作性
Galaxy
操作しやすい
X11
総合評価
Galaxy
おすすめ

X11

通信速度のスペックはSpeed WiFi 5G X11の方が良いのですが、実際に外出先に持ち運んで使うことを考慮すると、バッテリーや操作性でGalaxy 5G Mobile WiFiの方が良いでしょう。

ホームタイプ

Speed WiFi HOME 5G L11とSpeed WiFi HOME 5G L12
左 「Speed WiFi HOME 5G L11」  右「Speed WiFi HOME 5G L12」

Speed Wi-Fi HOME 5G L12とSpeed Wi-Fi HOME 5G L11をくわしく比較解説します。

通信速度

端末名Speed WiFi
HOME 5G L12
Speed WiFi
HOME 5G L11
イメージ
理論値2.7Gbps2.7Gbps
実測値410Mbps464Mbps
WiFiベスト
編集部 評価

通信速度の理論値は、Speed Wi-Fi HOME 5G L12もSpeed Wi-Fi HOME 5G L11も変わりません。

実際にWiFiベスト編集部が実測値を5GHz帯で計測したところ、両方とも400Mbpsを超えた通信速度でした。

ここまで速いのであれば、文句なしです。

通信の安定性

端末名Speed WiFi
HOME 5G L12
Speed WiFi
HOME 5G L11
イメージ
WiFi規格WiFi6WiFi6
OFDMA対応対応している対応していない
WiFiベスト
編集部 評価

通信の安定性もほぼ変わりませんが、専門的なスペックの違いでいえば、Speed WiFi HOME 5G L12はOFDMAに対応しています。

OFDMA(直交周波数分割多元接続)対応
OFDMA

OFDMAとは、Orthogonal Frequency-Division Multiple Access(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプル・アクセス)の略称で、複数の同時通信でもデータ転送を待機させることなく、安定的に通信速度を維持できる技術のことです。

Speed WiFi HOME 5G L12は、OFDMAに対応しているので、複数台の同時接続で通信する場合は、安定しやすくなっています。

サイズ

端末名Speed WiFi
HOME 5G L12
Speed WiFi
HOME 5G L11
イメージ
サイズ101×179×99mm124×182×70mm
重量446グラム599グラム
WiFiベスト
編集部 評価

サイズ感はほぼ一緒ですが、重量はSpeed WiFi HOME 5G L11の方がちょっとだけ重いです。

ホームルーターは持ち運ぶものでもないので、重量は気にする必要は無いと思います。

またサイズ感もほぼ同じです。

形が、真上から見たときに、Speed WiFi HOME 5G L12は五角形で、Speed WiFi HOME 5G L11は長方形という違いがあるぐらいで、それ以外の違いは特にないです。

同時接続台数

端末名Speed WiFi
HOME 5G L12
Speed WiFi
HOME 5G L11
イメージ
同時接続台数42台32台
WiFiベスト
編集部 評価

同時接続台数は、Speed WiFi HOME 5G L12の方がちょっと多いです。

Speed WiFi HOME 5G L12は、無線WiFi接続で40台、有線LAN接続で2台で、最大で42台です。

Speed WiFi HOME 5G L11は、無線WiFi接続が30台、有線LAN接続が2台で、最大で32台です。

同時接続台数にこだわるのであれば、Speed WiFi HOME 5G L12の方が多いのでおすすめですが、そもそもそんなに多くの台数を接続することも無いので、両方とも一緒と考えて良いでしょう。

接続する端末のバッテリー効率

端末名Speed WiFi
HOME 5G L12
Speed WiFi
HOME 5G L11
イメージ
TWT対応対応している対応している
WiFiベスト
編集部 評価

Speed WiFi HOME 5G L12もSpeed WiFi HOME 5G L11も、TWTに対応しています。

TWTとは、Target Wake Time(ターゲット・ウェイク・タイム)の略称で、通信のタイミングをコントロールして、通信の必要がないときに、機器の通信機能をスリープ状態へ移行させることで消費電力を抑え、バッテリーを長持ちさせる技術のことです。

TWTは、接続するデバイスもこの技術に対応していないとダメなのですが、iPhoneSE(第二世代)やiPhone11より新しいiPhoneであれば、TWT技術の恩恵を受けることができます。

Speed WiFi HOME 5G L12もSpeed WiFi HOME 5G L11もTWTに対応しているのですが、モバイルタイプのGalaxy 5G Mobile WiFiやSpeen WiFi 5G X11はTWTに対応していません。

総合評価

通信速度
L12
両方とも速い
L11
通信の安定性
L12
OFDMA対応
L11
サイズ
L12
変わらない
L11
同時接続台数
L12
42台
L11
接続する端末のバッテリー効率
L12
TWT対応
L11
総合評価
L12
おすすめ
L11

ホームルーターなので、接続する台数も多い方が良いでしょう。

また複数の同時通信でもデータ転送を待機させることなく、安定的に通信速度を維持できるOFDMAに対応しているのは、Speed WiFi HOME 5G L12だけなので、総合的にWiFiベスト編集部は、Speed WiFi HOME 5G L12をおすすめします。

WiMAXプロバイダ選びの注意点

WiMAX 5G 注意点
注意点

キャッシュバックは条件によって金額が変わる

口座振替はおすすめできない

旧プランは改悪されるので乗り換えした方が良い

法改正で解約違約金が大幅に変わっている

WiMAXプロバイダを選ぶ際に、気をつけた方が良いことを解説します。

キャッシュバックは条件によって金額が変わる

GMOとくとくBB 49000円キャッシュバック

GMOとくとくBBは「最大49,000円キャッシュバック!」という記載がありますが、実際は23,000円のキャッシュバックです。

49,000円というのは、他社からGMOとくとくBBに乗り換える場合、他社インターネット回線を解約する際に発生する違約金(端末代の残債含む)の合計金額に応じて、以下の金額を還元してもらえる金額です。

乗り換え申し込みの際の違約金

合計20,000円(税抜)未満の場合→23,000円キャッシュバック

合計20,000円(税抜)以上の場合→49,000円キャッシュバック


つまり、他社からGMOとくとくBBに乗り換える場合で、他社インターネット回線を解約する際に発生する違約金が2万円以上であれば、49,000円がキャッシュバックされるので「最大」という表現になっています。

新規申込の場合は、通常通り23,000円のキャッシュバックです。

WiFiベスト編集部では、キャッシュバック金額の誤解が無いように、新規申込や乗換申込のキャッシュバックの金額が違うこと、さらにキャッシュバックがもらえない場合についてもくわしく調べ、比較解説しています。

口座振替はおすすめできない

契約条件口座振替クレジット払い
BIGLOBE WiMAX端末代金は一括代引き払い
代引き手数料が440円必要
端末代金を
分割24回払いできる
Broad WiMAX初期費用が
20,743円必要
初期費用
20,743円免除
UQ WiMAXキャッシュバックが
もらえない
キャッシュバックが
もらえる

クレジットカード払いではなく、口座振替を用意しているプロバイダも存在します。

口座振替だと月額料金に口座振替手数料(220円)が加算されるから契約条件が悪くなります。

どうしてもクレジットカードが作れない人が、条件が悪くなることを承知して、契約するようなものです。

WiFiベスト編集部では、口座振替で契約できるサービスも紹介していますが、基本的にはクレジット払いで契約することをおすすめしています。

旧プランは改悪されるので乗り換えした方が良い

WiMAXの旧プラン(WiMAX 2+)は、2022年の秋からサービスが改悪されます。

2022年秋から一部地域において、「WiMAX 2+」サービスを提供している周波数帯の一部を5Gサービスとして順次変更していく予定です。

これに伴い、WiMAX 2+の最大速度が440Mbpsから220Mbpsに、2022年秋以降順次変更となる予定です。[2]

これは、通信速度が最大理論値が440Mbpsから220Mbpsに制限されるということより、「WiMAXの基地局を5G通信に変更していく」ということを意味しています。

このことから、いままで旧プランで満足していた人でも、ストレスを感じる可能性が十分あるので、WiMAX2+を契約し続けるメリットは、ほぼなくなっています。

現在、WiMAX 2+を契約中の人は、WiMAXプロバイダを変更して、乗り換え契約で特典があるところで契約しましょう。

乗換特典が良いのはGMOとくとくBBです。

法改正で解約違約金が大幅に変わっている

2022年7月1日から、電気通信事業法が改正され、解約違約金の上限が月額料金の1ヶ月分になりました。

電気通信事業者は、違約金等を自由に設定できましたが、2022年7月1日以降に締結された契約(法人契約を除く)については、解約時に利用者に請求できる金額が制限されました。※2022年6月30日までに締結された契約を除きます。[1]

これは、いままで解約の縛りが無いサービスが人気でしたが、現時点ではそこまで価値がなくなって、月額料金がより安いサービスがユーザーにとってメリットが高いということを意味しています。

また、この法改正によって料金が大幅に変わっているので、ブログなどのレビュー記事が旧料金体系で比較されている可能性が高いです。

WiFiベスト編集部は、法改正後の7月1日以降に変更された最新情報で比較解説しています。

WiMAX 5Gと光回線の違い

WiMAX 5G 光回線と比較

WiMAXの申し込みを検討する際に、光回線との違いも確認しておきましょう。

WiMAXは開通工事が必要ない

光回線は、利用するために必ず開通工事が必要です。

工事には1~2ヶ月程度かかるので、すぐに利用開始できません。

WiMAXは、モバイルタイプでも、ホームタイプでも、端末が届き次第すぐに利用開始することができます。

光回線は通信の品質が高い

WiMAXは最大2Gbpsを超える超高速の通信サービスですが、光回線とくらべると光回線の方が通信品質が良いです。

通信速度だけでなく、pingという応答速度が光回線の方が良いです。

具体的に、FX取引やfpsゲームなどは秒速で処理する必要があるので、そういった人は光回線の通信品質を重視した方が良いかもしれません。

光回線の料金は住環境によって違う

WiMAXと光回線の料金を比較する際に、確認しておきたいのは、光回線は住環境によって料金が変わるということです。

マンションやアパートなど集合住宅に住まれている方は、「マンションタイプ」を契約し、一軒家に住まれている方は「ホームタイプ」を契約することになりますが、ホームタイプは高額です。

光回線のホームタイプは回線を占有できるため、通信品質はさらに良いですが料金が高めです。マンションタイプはそのマンションの住人と回線を分け合うので安く契約できるメリットはありますが、通信品質はホームタイプに劣ります。

これらのことから、光回線と比較するというよりは、光回線の「ホームタイプ」と「マンションタイプ」と比較するというように、少し踏み込んで総合的に判断しましょう。

WiFiベスト編集部は、以下の基準で判断することをおすすめしています。

WiMAXとおてがる光の比較

料金で選ぶなら、光回線(マンションタイプ)< WiMAX 5G < 光回線(ホームタイプ)という感じで、光回線のマンションタイプが安くなります。

WiMAXの通信障害のリスク

WiMAX 通信障害

WiMAXの契約者数は、2021年時点で3,700万件以上とも言われています。

WiMAXは人気の通信サービスですが、絶対に通信障害が起きないとも言えません。

過去2度のWiMAXの通信障害を解説します。

2022年7月に大規模な通信障害

WiMAXはUQコミュニケーションズという会社が運営しているのですが、KDDIの子会社つまりauグループです。

auといえば、2022年7月に史上最大規模の通信障害(最大3,915万回線に影響)がありました。

この通信障害には、WiMAXの通信も含まれており、全国的にデータ通信が繋がらない状況が発生しました。[3]

影響範囲は全国で、障害期間は86時間という通信障害でした。

2011年9月にも大規模な通信障害

またさかのぼること2011年9月にも台風の影響で、WiMAXの通信が20時間ネットに繋がりにくい状況が発生しました。

影響範囲は東日本全域で、障害期間は20時間という通信障害でした。

このように、WiMAXは使っている人も多いから、通信障害は起きにくいですが、絶対に通信障害が無いわけでもありません。

特にauグループということで、auの基地局やシステムに影響があれば、WiMAXの通信にも影響がでる可能性があります。

WiMAXのプロバイダの記事一覧

WiMAX 5G プロバイダ記事一覧

WiMAXのプロバイダをくわしく解説しています。

WiMAX 5G端末のレビュー記事一覧

WiMAX 5G 端末記事一覧

WiMAXの端末を比較レビューしました。

WiMAXの専門的情報の記事一覧

WiMAX 5G 専門的情報一覧

WiMAXの新プラン(WiMAX 5G)と旧プラン(WiMAX 2+)の違いや、WiMAXの契約者数の推移など、専門的なことをまとめました。

注釈

[1]

総務省 電気通信事業法における消費者保護ルール(2022年2月22日改正 2022年7月1日施行) https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/shohi.htm

電気通信事業者は、違約金等を自由に設定できましたが、2022年7月1日以降に締結された契約(法人契約を除く)については、解約時に利用者に請求できる金額が制限されます。※2022年6月30日までに締結された契約を除きます。

[2]

WiMAX 2+の最大速度が440Mbpsから220Mbpsに、2022年秋以降順次変更となる予定(2021年5月18日発表)

https://www.uqwimax.jp/annai/news_release/202103313.html
WiMAX 2+の最大速度を制限(遅く)する理由は、所有する基地局の電波を、5G通信に充てるためです。ですから旧プラン(WiMAX 2+)を契約中の人は、2022年秋ごろまでには、新プラン(WiMAX 5G)に乗り換えた方が良いでしょう。

[3]
auの大規模な通信障害に、WiMAXの通信も含まれていた(2021年7月5日発表)

https://www.uqwimax.jp/information/maintenance/post-272466.html

2022年7月2日(土)07時28分よりWiMAXも繋がりにくい状況が発生。2022年7月5日(火)15時36分に完全復旧。対象はWiMAX+5Gスタンダードモード・プラスエリアモード・WiMAX2+ ハイスピードプラスエリアモード